海玉ヨナの日

「残念なお知らせです」
と、学校を帰るなり海玉がいうので
「???なにが?」
と聞くと
「眼鏡のフレームがこわれました…ほら」
「ホントだ…どうして?」
「体育の時にボールが顔に当たって…」
「それで壊れたんだ〜」
「違う」
「?」
「そのあと涙目堪えて(バスケ)やったらまた、顔面にばあ〜んって当たって…」
「それで壊れたんだ」
「うん、それに(友達を)よけようと思って、足に躓いてこけるし、階段から落ちるし…誰も見てなかったけど…」
「……なんだ、今日は一人スタントマンだったんかい…」
「今日、学校休めばよかった…こんなんだったら根性で休んだのに〜」
「………」
「だから、炎玉のお迎えお母さんが行って〜また、でていって何かあったらイヤだから」
「…これ以上、なんかあったら褒めてあげるから言ってきて〜(笑)」
「…あ、そっかぁ、じゃ、行ってくる」
一人厄日(笑)